今回は全くの素人がネット検索だけで、ショックアブソーバーを交換した話です。新車から4年たった時点で、ヴォクシーの走行距離は24万キロくらいでした。ショックアブソーバーは完全にガスが抜けているのか、ちょっとした段差で車体はグラングラン揺れる状態でした。
ショックアブソーバーの交換手順※良い子はマネしない
- 車体をジャッキアップする(タイヤ交換と同じ)
- ホイールを外す
- 車軸とローターをジャッキ等で支える。
- ショックを車軸から分離しました。
- エンジンルームの奥左右のショックの先端のナット3本を外す。
- ショックを車体から取外す。
- バネ圧縮機でバネを圧縮します。
- ショックの先端のナットを外して新しいショックとゴムカバーに組み替える。注意:バネは圧縮したままです。
- 車体にナット3本で取付する。必ず、ナットの増し締めをする
- ショックと車軸を固定する。ナット類は増し締めしをする。
- タイヤを取付して完成です。

点検状態
シャフトのゴム製のカバーはかなりボロボロの状態です。完全にショックアブソーバーのシャフトが剥き出しの状態です。こんな状態では異物等がシャフトから入り込みパッキンが摩耗することでしょう。ショックはほとんど機能していない状態で、バネの振動の減衰効果はありませんでした。

スプリングを支えているフランジ部分も錆で腐食が進行していて、溶接部分が危険な状態です。ひどいですね。新潟の冬を走ると、凍結防止剤のせいでこのようになるのです。
①,②,③ 車軸とローターをジャッキで支える
まずはタイヤを外します。次にショックを車体から取り外すのですが、そのまま取り外すと、車軸も一緒に脱落します。予め車軸の根本部分とローター部分をジャッキで支えておきます。


4.ショックアブソーバーを車軸から分離します。
赤枠のナットを外して車軸からショックアブソーバーを分離します。車軸の脱落には十分に注意が必要です。ここからは完全に自己責任ですね。
5.エンジンルームの奥左右のショックの先端のナット3本を外す
運転側はエンジンルーム内のこの辺の奥にあるナット3個所を外します。ボックスレンチがあると良いです。兎に角、狭いです。


7.バネ圧縮機でバネを圧縮します
バネ圧縮機でスプリングを圧縮してから、先端のナットを外します。
バネを圧縮せずに先端のナットを外すと、先端が吹っ飛ぶかもしれませんので、十分に注意が必要です。

8.ショックの先端のナットを外して新しいショックとゴムカバーに組み替える。注意:バネは圧縮したままです


必ず、組み方は同じように組みます。向きなどもしっかりと写真を撮って行いました。バネの圧縮が不十分だと先端のナットが入らず苦労します。
実はここで、大問題が発生。
バネの圧縮が少し足りずに先端のナットのがシャフトにとどかずでした。結局作業はここで一時中断。翌日は会社へ歩いていく羽目になりました。
それでどうしたかというと、ナットの下を20mmくらいのカラを抜いたまま、ナットを仮止めし、その状態で車体へ取り付けて、車体の重量でバネを縮めて、ボンネット側からナットを一度取り外して、カラーいれました。この方法にたどりつくまでに予定の何倍も時間がかかりました。一度はあきらめましたが、のちにバネ圧縮機が不良品だったことが判明しました。
※ゴムカバーはトヨタ純正部品の販売所へ行くと個人へも現金払いで購入できます。左右セットで3000円程度でした。
9.車体にナット3本で取付する。必ず、ナットの増し締めをする。
後に、ボルトのゆるみが無いかアイマークもしておきました。
10.ショックと車軸を固定する。ナット類は増し締めしをする。


11.タイヤを取付して完成です。

はい、完成です。見違えるように綺麗になりました!青いショックアブソーバーが個性的でおしゃれです。また、ショックの交換をすることがあるのかは不明ですが、記録として残します。
この作業をしたのが、2016年3月です。あれから5年経ちました。走行距離は7万キロ以上走っています。タイヤ交換の度にナットの緩みなどないか確認していますが、特に問題はありません。もともと、機械設計、組立をしているので機械の知識はある程度持っています。自動車整備している仲間にも話を聞いて行いました。まったく知識の無い方には絶対にオススメしないDIYでした。自己責任にてお願いします。
※今回使用したのはこれです。